ぬくぬく

- Category - 怒りん坊日記



ずいぶん
ぬくぬく育ててもらったんだなぁ



子どもたちを見ていて
自分の育てられ方を
そんな風に思うことがあります


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私「このお菓子いる?」


ヘソを曲げているときの子どもたちの返事は

「いらない!」

でも本当はいるに決まってて


時間をおいて

「どうぞ」というと

しばらくして食べに来るのがわかっています



夫の場合は

子どもたちに「いらない!」と言われれば
額面通りに受け取り
そこに居る人たちで食べてしまいます


実は
子どもたちにとっては

1回目の「いらない!」は
フリなのです
(こじらせ屋の私にはわかる)


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ゴネる余地があって
そこでちょっと機嫌を直したり

毎回毎回
母は
そんな私にムカつきながらも
よく根気強く声を掛けてくれていたものだと思います


自分はそうしてもらったけれど
自分はそれが分かるけれど

私はそうしてあげていないことが多いです
(イジワルしているつもりはないのだけど)


そこまではサービスできないよ
という度量の狭さと

相手の言葉を変に勘ぐったり邪推しないようにしよう
そんなふうに自分なりに決めているからです



言葉にして
相手に伝えることだけが全てだとは思いませんが

そうしないことで
相手に伝わらないことも多いし

その選択の結果は
自分に降りかかってくることを考えると
大切にして欲しいことではあるなと思います


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聞かれたタイミングで答えておかないと
取り分がなくなるんだなと学んだ子どもたちは

「……後で食べるから絶対取っておいて」

ぶっきらぼうだけど
そんな風に言うようになりました



時間が経って
ちょっぴり変色したリンゴがかわいそうだけど

多分味は変わらないと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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